1.「Out-Put を意識した In-Put を」

「読書感想文」といえば、学生時代の夏休み、冬休みの宿題の定番。これを書き上げるのに苦労した経験を持つ方も多いのでは。
しかし、社会人になって、様々な文章、報告書や提案書などを作成する機会
が多くなるにつれて、この「読書感想文」の重要性を痛感することに。「読書感想文」は、ある作品を読んで思ったこと、感じたこと(「In-Put」したこと)を自分の言葉で表現する(「Out-Put」する)だけでなく、その作品に対する自分の理解度を試すためのトレーニングであったのです。

最近は、携帯メールやブログ(日記風の個人的ホームページ)などが発達し、文章を書く機会が多くなりました。携帯メールでの他愛もないやり取りであれば、話し言葉をそのまま文章にすればよいのでしょうが、報告書や提案書などを書く際には、表現力のみならず、伝えたい内容が充実していることが重要です。伝えたい内容が充実しているかどうかは、「In-Put」の量に依存します。今日の情報化社会では、得た知識、情報の陳腐化するスピードが速く、ややもすれば、それらの知識、情報が役に立たなくなってしまう場合が多くなってきました。

ただ、ここで気を付けなくてはいけないのが、「In-Put」ということのみに偏ってしまうと、知識、情報のオーバーフローに陥ってしまうということです。「In-Put」は主に書物やインターネット等による情報を通じて行いますが、読んで得た知識、得た情報を自分のものにし、仕事に役立てていくためには、積極的に「Out-Put」していく必要があります。つまり、「Out-Put」(=成果)をイメージしながら、それに必要な事項を書物等で「In-Put」していく。その際、「In-Put」したことが、自分のものになっているかどうかを確認するために、その都度、自分の言葉で文章表現(=「Out-Put」)していくことです。そうすれば、「In-Put」のみによるオーバーフローをおこすことなく、確実に成果に結びつく知識が得られるものと考えます。

経営するということは表現するということでもあります。表現するということは何かを伝えるということです。伝える内容は、指示であったり、計画や報告、提案であったり、また、伝える対象は、従業員・部下であったり、取引先であったり様々ですが、伝えようとする内容が相手に十分に分かってもらうためには、弛まぬ「In-Put」と「Out-Put」の繰り返しが必要です。それも、受け取る側への「Out-Put」を意識した上での。つまり、コミュニケーションをはかる上で重要なのは、的確な「Out-Put」とそのための「In-Put」なのです。
最近では、子供の読書感想文を親が代わりに書いていて、それを教師が知っていても黙認しているという話をよく聞きます。折角、自分の気持ちを自分の言葉で表現する機会があるのに非常に残念なことです。読書感想文を軽視していた自らの反省を踏まえてつくづくそう感じます。

>継続するチカラ

継続するチカラ

「継続は力なり」
経営にも同じことが言えます。事業が継続するからこそ会社が発展し、その事業が承継されるからこそ会社が継続し、そして発展していきます。
有限会社コンサルティングボックスは、そのような事業の「継続」から「発展」へのチカラになってまいります。

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